BAND

バンドで売れるために絶対必要な『ブランディング』という戦略

 

 

バンドで売れたい…

 

切実な思いの先には何がありますか?

「俺は音楽で食っていくんだ」という言葉の中には様々な思いがつまっているはずです。

・自分から音楽をとったらなにも残らない

・女の子にモテたい

・有名になってみんなに認められたい

・お金持ちになりたい

・人の力になりたい

これらの原動力はすべて素晴らしいです。目的を持って行動している時点で上出来です。

 

しかし、売れたい!有名になりたい!だけでは有名になれないんです。

お気づきかと思いますが、現代の音楽シーンは激しい移り変わりの中でも異彩を放つ「タレント性」や「話題性」のあるバンドのみを起用しています。

 

ただ単純に「いい曲をつくる」だけではほぼ人生神頼み状態なんです。

 

実際にやみくもに活動するバンドは80%以上、いやそのほとんどが解散し、それぞれが別の道を歩んでいます。

 

最悪の事態を考えたり、悩んだりしつつも毎日しっかり活動に励んでいるバンドマンのために今回はバンドで売れるための「ヒント」をご紹介していきます。

 

『バンドで売れたい』をアウトプットしてますか?

バンド活動している人は全員ある程度は「売れたい」と思っています。もちろん趣味で音楽活動している人は除きます。

正社員として働いている人でも、バイトで生活をつないでいる人でも時間がないのは同じこと。そんななかで売れるためにできることってなにかしてますか?

 

もし以下の点を「バンドで売れるためにしている活動」と思っているのであれば、それは少し考え直しが必要です。

・曲作り、楽器の練習

・音楽理論の勉強

・ライブ

もちろん、完全に間違いではないんです。演奏力の高いバンドは実際に凄みとか雰囲気づくりに長けていて見応えがありますからね。

 

ここで私が言いたいのは、現代の音楽シーンにおいてこれらの行動は、バンドとして売れるための作戦としては『弱すぎる』ということです。

 

いったいどういうことか。以下で解説していきます。

 

バンドで売れるためには集客力が必要

ここでいう集客力とはライブはもちろん、『全国各地で自分たちの音楽を聞いている人を増やす』という意味です。

自分たちの曲を聞いてほしい→ライブをする

この構図はあっていますが、まだ有名じゃないバンドがライブで曲を聞かせられる人数は限られています。

言い方を換えるなら、『自分たちの曲を、なるべく多くの人間に、聞いてほしい』という思いに対して、ライブが最も効率的だと思いますか?

一回のライブで新たに聞いて貰える人が10人と仮定すれば、曲を気に入ってもらえるのは4人、CD購入にたどり着く人は1~2人でしょう。これでは赤字続きで破産してしまいます。

 

集客を考える上で、古くからのしきたりや伝統なんて関係ありません。できるだけ多くの人に音源を聞かせる方法は今はいくらでもあるので、一度冷静に戦略を練ってみましょう。

 

集客力につながるブランディング

インターネットが普及した今、バンドが売れるために必要なのは、

音源を含めたバンド全体の「ブランディング」です。

まず例をあげてみましょう。AさんとBさんは今度の金曜日にライブハウスに行く約束をしています。AさんとBさんの目当てのバンドは「175R」です。

A「今度の金曜日175Rと対バンの『ドリップラテ』ってバンド知ってる?」

B「知らない~無名でしょ~Youtubeで調べてみるか」

~~~~検索中~~~~

B「出てこないわ~やっぱ無名じゃね?」

A「アップルミュージックにもないし、新人かな?」

B「175Rのあとだし、見なくていいか~」

はい。ここで例は終わりです。

こんなときあなたがAさんの立場だったら「ドリップラテ」をどう思いますか?

 

彼らはライブを見る前に事前の下調べで興味をなくしてしまうんです。

 

これではライブをせっかくするのに、集客できませんよね。

しかし、逆に言えば「ライブ前に曲を聞いてもらうチャンスがあった」ということになりませんか?

これこそ「ブランディング」が必要な事例です。

 

【バンドが売れるための方法】ブランディングとは

バンドにおいてブランディングとは、ずばり「有名感を出すこと」です。

さきほどのAさんBさんの例にもあったように、無名とわかった瞬間興味をなくしてしまう人もいます。

しかしさっきの例でもしYoutubeにPVがあって、アップルミュージックにアルバムが1、2枚あったらどうでしょうか。

「ドリップラテ」を知らない人は「このバンドは有名なのかもしれない」という感情と期待をいだきます。

つまりブランディングする(売れているバンドのようにする)ことで、無名でも「有名バンド」のような集客ができるようになるということです。

 



 

バンドのブランディングに必要なこと①PV撮影

無名のバンドは金欠を理由にPVを撮らないですが、売れるためにPVは絶対必要です。曲に自信があるならなおさらのことです。

Youtubeに動画があるだけでライブ活動の効果が2倍になります。初めて聞く人に加えてPVを見て気に入ってくれた人もライブに来るようになります。

しかし、金欠を理由に制作を妥協するのは逆効果です。映像も曲と同じく「作品」ですから、安っぽい印象を与えるようなPVにならないようにしましょう。

■金欠でもPVは絶対撮ったほうがいい

■PVは「有名感」が最もユーザーに伝わりやすい

 

 

バンドのブランディングに必要なこと②SNS更新

ツイッターやインスタグラムは絶大なシェアがあります。どんな些細なことでもいいのでひたすら更新を続けてください。

ライブの情報のみならず、ネタツイやレコーディング風景など。他人の曲のカバーや弾き語りもかなり効果的ですね。

更新頻度が高いほど人の目に止まる確率は上がりますので、SNS更新は頑張りどころです。

もしPVを撮ったあとであれば、しっかり拡散してもらいましょう。

そのときの文言は「初めてPVを撮りました。よかったらリツイートしてください」ではなく、「新曲、解禁」くらいの勢いでいきます。あくまで初心者感は出さないようにしましょう。

■更新頻度が高い=注目される確率アップ

 

 

バンドのブランディングに必要なこと③物販、グッズ制作

意外とないがしろにしがちなのが『物販』です。物販がCDやステッカーしかないバンドに比べてバンドTシャツやタオルなどがあるバンドのほうが「有名感」がありますよね。

そしてTシャツやタオルはライブ外で使用してくれる確率が高く、宣伝効果も抜群なんです。

適当に広告とかフライヤーとか配るよりはるかに効率的です。

少し小洒落た「ケータイ灰皿」とか「スマホケース」、「ピアス」など物販になさそうなものを販売するのも面白いかもしれません。物販先行で興味を持ってくれる人もファンに出来るかもしれないからです。

デザインが得意なメンバーがいるならいいですが、ダサくなりそうであれば知り合いか業者に外注すると良いです。クオリティの高い商品が出来上がります。

 

ブランディングは『見せかけ』かつ『独創性』がキモなので、物販には力を入れましょう。

 

■物販は充実させよう。

■Tシャツやタオルは宣伝効果もある

 

 

ブランディングはバンドが売れるためのエンジン

 

『ゼロからスタートしたバンドだけど、2年で結構有名になっちゃったなあ』

 

ブランディングがうまく行ったドリップラテのボーカル、田中。

 

しかし彼らのライブはいつもソールドアウトしません。なぜなら…

 

曲がダサい!!!!!

 

結局のところ、ブランディングはバンドが注目されるまでの「エンジン」でしかありません。あくまでバンドで最も重要なのは「曲」です。

現状自信のある曲があるなら、あとはブランディングに力を入れるだけです。お金がかかるものもありますが、メンバー全員で貯金するか、バイトを増やすなどしてなんとかしましょう。

しかし自信のある曲がない、なんかダサいと思っているのにブランディングを始めてしまうと大変なことになります。

 

冒頭のAさんとBさんをもう一度召喚します。

A「今度の金曜日175Rと対バンの『ドリップラテ』ってバンド知ってる?」

B「知らない~無名でしょ~youtubeで調べてみるか」

~~~~検索中~~~~

B「あ、あった!でもなんか曲が好きじゃないかも…」

A「アップルミュージックにもあるけどださくない?」

B「175Rのあとだし、見なくていいか~」

 

おわかりでしょうか。曲次第ではどちらにも転がるんです。

 

一度つまらないバンドの刻印を押されたら、挽回はなかなか難しいです。

お笑い芸人の「一発屋」の刻印のようなものです。面白いと思ってもらえなくなる刻印ですよね。

 

ですから、自分のバンドを売り出す前に必ず良い曲、自信のある曲を量産しておきましょう。

 

 

現代社会ではいい曲をつくるだけでは有名になるのは難しいですが、ブランディングをすることで自分たちのオリジナル曲を多くの人に広めることは可能なんです。

バンドをしている動機は人それぞれですが、最終的に売れたいのであれば絶対にブランディングをおすすめします。

バンドが売れるためにはブランディングが必要

バンドが人気になるには曲が必要