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ギターで速弾きできない人が上達するコツとは

ギターで速弾きできない人

 

エレキギターを演奏する上で花形となるテクニック「速弾き」ですが初心者から上級者まで、速弾きできない人はたくさんいます。ギターは独学で上達できる人とできない人がいますので、自分ではかなり練習したのにできなかった…という人は最後までしっかり読んでください!

 

ギターで速弾きができない人の原因【技術編】

まず最初に「なぜ速弾きできないの?」という壁にぶちあたってる人に共通する点をまとめました。私自身も速弾きができない時期はかなり悩みましたが、「コツ」をつかんでしまえば反復練習あるのみ。要するに速弾きは軌道にのってしまえば一気に上達できるテクニックなのです。

では、いま自分が速弾きできない理由はなんなのでしょうか。今回は技術編と精神編に分けて解説します!

 

速弾きできない原因①右手と左手がシンクロしていない

よく初心者の悩みとして挙げられる右手と左手のシンクロ率。簡単に言えば左手で弦を押さえたり、離したりするタイミングと右手のピッキングがバラバラだということです。

この「シンクロ率」が低いと速弾きをしようと思っても音がつまったり、ならなかったりします。速く弾こうとするほど顕著に出音に影響します。原因はいくつか考えられますが、「上達に対する焦り」や「演奏に対する妥協」などが主な原因でしょう。

 

右手と左手のシンクロ率をあげるためには

 

まず練習のときに必ずメトロノームを使うようにしましょう。メトロノームを使って練習することでピッキングのリズムを矯正する効果があります。

このとき意識してほしいのは左手で押弦する瞬間にピッキングするということです。弾くフレーズは簡単な基礎練習のもので結構です。1弦から6弦まで網羅できるようなフレーズをゆっくりのテンポで毎日最低20分は練習しましょう。

地獄のベーシック・トレーニング・フレーズ

BPMは自分が「おっそ!!」と思うBPMより10下げた状態で行います。ゆっくりしたテンポで毎日この練習を続けていると次第に右手と左手のシンクロ率があがりますので、退屈だとは思いますが必ず続けてください。

 

ゆっくりのテンポで右手と左手のシンクロ率が高いギタリストは、速弾きをする際も一音一音が綺麗に鳴ります。逆に速弾きができるように見える人でも遅いテンポでピッキングさせてみると全然弾けなかったりするんです。

つまりこの「シンクロ率」を上げる練習をしているかしていないかでギタリストとしての上手さが決まるといっても過言ではありません。

シンクロ率は速弾きをする上で最も大切な「基本」

 

 

速弾きできない原因②左手がバタつく

左手がバタつく人は今まで基礎練習を怠ってきた人です。まず知ってほしいのは、基礎練習はただこなすだけでは意味がないということです。なぜこの基礎練習をするのか、なにが目的なのかを意識して練習に取り組みましょう。

左手がバタつくと速弾きをしようと思っても指がフレーズに追いつきません。どれだけゆっくりのテンポから練習を続けたとしても、バタついた状態で弾けるようになるにはかなり長い時間がかかることでしょう….

 

指のバタつきを矯正するためには

バタつきを抑えるためにはクロマチック練習がおすすめです。弦から離した指を「ギリギリ弦に触れないところ」に止める練習です。この練習をすることで指の無駄な動きが減り、速弾きのフレーズに徐々に対応できるようになります。

最初は指を止めるのがキツいです。手が疲れる練習ですが、気長にやりましょう。

ギター・マガジン ギター基礎トレ365日!

少し慣れてきたら指をたてて弦を指の先っぽで押さえる意識をもってみましょう。(クリアな音が鳴るようになります)

 

 

速弾きができない原因③力みすぎ

想像してみてください。たとえばトイレの後タオルをもってなかったとき、手を振って水気をとりますよね。そのときに力を入れて手を振るのと、脱力して手を振るのではどちらが速く手を振れますか?

 

答えは「脱力しているとき」です。(個人差があるかもしれませんが)

 

要するに速く弾こうとするあまり無意識に手に力が入ってしまっているんです。この状態で速弾きをしてもあるBPMで限界を迎えます。

速弾きをするためには右手も左手も力まずに弾くことが求められます。

 

左手の脱力のコツ

弦を押さえるときに左手に力が入ってしまうのは手がそのフレーズに慣れていないことが原因です。目をつぶっても手がかってに動くレベルになるまでひたすら同じフレーズを弾いてください。

次押さえる場所を考えながら弾くのと、手が勝手に動くのとでは力み具合が全然違います。弾くフレーズ内に苦手なテクニック(プリングやハンマリングなど)があるのであればその部分だけを反復練習して特訓です!

ハンマリングオン・プリングオフのやり方

右手の脱力のコツ

右手の脱力は速弾きをする上で一番重要です肘あたりに力を込めて手先を痙攣させるタイプのテクニックもありますが、おそらくその前段階の人がほとんどなのでまずは脱力を意識しましょう。

右手の脱力のコツはいくつかありますが、僕がやってほしいのは「トレモロピッキングを鍛えること」です。

※トレモロピッキングとはダウンアップのピッキングを高速で行うこと

 

トレモロピッキングの鍛え方

 

トレモロピッキングはコツをつかめば誰にでも上達できるテクニックです。簡単にわかりやすくまとめましたので以下のポイントをご確認ください。

トレモロピッキングの3つのコツ

①ダウン、アップのピッキング幅をできるだけ小さくする

②腕ではなく手首の動きで弾く(このとき手首は超脱力)

③自分がギリギリ弾けないテンポでトレモロピッキングし続ける

正しいトレモロピッキングができるようになると無駄な力を入れずに弾けるようになります。自分では出来ている、と思っている人も上のコツを意識してもう一度取り組んでみてください。自分のトレモロピッキングが全然ダメだったことに気づくかもしれないですよ。

 

 

速弾きができない原因④ピッキングの深さ

ピッキングする際の深さを改善すると、速弾きのスピードは著しく上がります。いまの自分のピッキングは弦に対して深く入りすぎていませんか?

深くピッキングをすることは⇒次の弦を弾くまでの時間がかかることになります。できるだけ浅く、なめらかに弾くことが上達のコツです。ガシガシ弦を弾く人は正直言って下手です。速弾きができるようになるまでは深くピッキングしないように気をつけてください。

 

ピッキングの深さを考えるおすすめの練習

 

人に迷惑にならないところでアンプにつないで練習しましょう。(自宅やスタジオなど)

アンプの大きい音で練習することで、最低限いい音が鳴る深さを身体で覚えることができます。深すぎず、浅すぎず、丁度いい音を耳と右手に刻み込みましょう。逆に生音や小さい音で練習をしていると必要以上の深さでピッキングしてしまう原因になります。

あ、自宅でアンプが鳴らせない人はアンプラグを買いましょうね。夜中でも練習し放題になります。

 

ギターで速弾きができない人の原因【精神編】

技術編のあとは精神編です。速弾きができるようになりたい!という思いは共通なんですが、そこに向かって努力できるタイプとできないタイプがいるので、ここでは努力できないタイプの人に向けて解説していきます。

 

速弾きができない理由①あきらめやすい

目指す理想のギタリストが上手すぎてやる気をなくしてしまうタイプです。あなたの思い描く超絶ギタリストはどんなフレーズでも弾きこなせるのに、自分は全くできない…劣等感ですね。

でも考えてみてください。今それくらい弾けるなら間違いなくプロになってますよ。あなたは速弾きができなくて悩んでいる「修行人」であって「プロ」ではありません。

 

あきらめやすい人にアドバイス

 

劣等感でやる気をなくすタイプの人にアドバイスをするなら、「1つずつ確実にこなしていってほしい」です

自分ができないことを次の日にできるようになることはまず不可能ですが、ちょっとずつ弾けるための練習を積み重ねていけばいつか弾けるようになるんです。

今日できることをしなければ明日上手くなっているはずがないですよね。今日できることをした人こそ明日があるんです(カイジ 大槻ハンチョウより)

もし今右手のピッキングが問題だと思うなら、ググるなり本を買うなりして知識を得たり、スクールに行って指導を仰いだり、いくらでも解決策はあります。大切なのはできないことに対して何をするかです。そして「何をしたか」というのが自分の自信につながり、イキイキした演奏ができるようになります。

・ピッキングがうまく行かない

⇒スクールに行きたい⇒お金がない⇒バイトを増やす⇒スクールに行く

 

 

速弾きができない理由②自分は下手だと思い込む

演奏技術に自信がなければ「才能がない」とか「自分には無理だ」と思ってしまいがちです。自己肯定感が低い人は音楽に限らず、人生においても出来ないことだらけになってしまいます。

しかしこの思い込みが原因で演奏が上手くならないのだとしたら、本末転倒すぎませんか?

 

例:才能がないと思い込む⇒どうせ弾けないという気持ちで練習をする⇒上手くならない

これだと上手くなりたいという気持ちが可哀そうです。せっかく上達したい気持ちを持っているのに自信がないばかりに上達できないなんてこんな悲しい話はありません。

 

上手いという自信なんて持たなくていいんです。やればできるんだ!どんな上手い人も同じ人間だ!と自分を鼓舞して練習に取り組みましょう。意外にもメンタル面は練習の効果に影響するという実例もあるくらいです。

自己肯定感を強くするためにおすすめの本があるので、ギターが上達するためのツールとして読んでみることをおすすめします。

 

自己肯定感を高めて心を軽くする方法

 

 

速弾きができない理由③言われたまま取り組む

友人から聞いたコツや、教則本に書いてあったフレーズを自分で何も考えずに練習する人は危険です!「こうしたらいいよ!」というアドバイスを実践する前に、疑う気持ちを常に持つことが大切です。

自分で納得せずに言われたことを練習しているうちに変なクセがついてしまい、速弾きがどんどん遠のいてしまうこともあります。あくまでアドバイスは「参考程度」。最終的には練習する自分が「このアドバイスは正しい!」と思えるところまでしっかり研究してください。

 

かといって我流も危険

独学で練習する人は変なクセがつきがちです。「何が原因でこのフレーズが弾けないのか」を考えるあまり変な押弦の仕方やピッキングが身についてしまうことは避けたい…

おすすめなのは尊敬できるギタリストを見つけることです。この人のように弾けるようになりたい!という人がいればその人のライブ動画や演奏動画を研究してみましょう。

 

 

それでも独学が不安なら…

それでも独学でやるのが不安なのであれば、スクールに通って週1、月1でもいいので指導を仰ぎましょう。ギターが上手い人に自分の演奏を直接見てもらうチャンスはなかなかありません。

自分だけのアドバイスがもらえるので、上達するスピードは独学の3倍以上です。自分の演奏のどこが悪いかなんて独学だとわからないですからね。

曲のコピーからテクニックなどが学べるほかにも、音楽理論も学べるところもあるので「アドリブ」や「作曲」等もできるようになります。ギタリストとしての活動の幅も広がるため本当におすすめです。

 

シアーミュージックではおためしレッスンを受けることができます。もちろん入会するかどうかはこの無料お試しレッスン後に自分で決めることができるので、スクールに行ったことのない人はまず体験に行ってみましょう。

ギター講師にもいろいろな人がいます。天才肌の先生は技術的な部分の説明が雑だったりします。体験レッスンのときに今の自分の悩みを相談してみて、そこにいる講師が自分の悩みを解決してくれそうかを判断してからスクールに入るかどうかを検討しましょう。